住まいの安心と快適は、 見えない「構造・工法」から生まれます。 強くて長く住み続けられる家の 構造・工法をわかりやすくご紹介します。
「ストロング壁工法」× 制振システム「ミライエ」
M-HOUSEが手がける住まいにおいて 「高耐震」「高耐久」であることは欠かせない要素のひとつです。 ご家族が長く暮らすための家は、どんな時でも安心・安全であるべきだと考えているからこそです。 そのためには選ぶ素材から構造・工法にこだわり、 さらに金物などを使用することでより強固な躯体を実現しています。
住宅は、主に柱・梁・壁・床・屋根・基礎で構成されています。そこで使われる構造材は、住宅の耐久性・耐震性・断熱性・気密性を左右する重要な要素になります。 M-HOUSEでは、夏は高温多湿、冬は極度の乾燥といった春夏秋冬のある日本の気候に適した木材を選び、適切な設計と施工をすることにより、高耐震・高耐久な住宅を実現します。
土台には檜を使用。木材は種類ごとに強度や耐久性、耐水性、加工のしやすさなどが異なるため、柱や梁など、それぞれの特性を生かし選定します。
使用する木材は、家づくりにおいて適切な基準である含水率15〜20%以下のものを採用。住宅完成後の変形・割れ・反り・腐朽リスクを軽減します。
構造体に関わる木材や金物などの全ては信頼のおける企業と直接取引を実施。ストック不足を回避し、安定した供給を実現しています。
高精度プレカット材を使用した木造軸組工法(在来工法)に、「国土交通省認定壁倍率2.9倍の構造用耐力面材」と「構造体と構造用合板が一体化した剛床工法」のフレーミングモノコック工法を採用。 さらに、より強固なものにするために、さまざまな補強金物と高精度な継手仕口で接合することにより、耐震性をより高めて地震や台風に強い家をつくります。
木造軸組工法(在来工法)は、季節による温度変化や湿度の増減が激しい、日本特有の気候・風土に最適な工法です。柱や梁、桁などの骨組みを主体に建物を支える構造で間取りの自由度が高く、大きな開口部も設けやすくなるのも特徴です。
モノコックとは、壁・床・天井の面材が一体化した強固な箱形で構成される構造。大きな外力にも変形しにくいという特徴を持ちます。地震や台風などの外力を面で受け、建物全体にバランスよく分散するため接合部に外力が集中しにくく、変形しにくい仕組みになっています。
剛床工法(ごうしょうこうほう)とは、根太(ねだ)と呼ばれる床板を支える木材を使用せず、代わりに厚みのある構造用合板を使用し、それを梁に直接留め付け、床の剛性を高める工法です。水平方向に対する力に強く、地震や台風によって歪みにくいという利点を持っています。
M-HOUSEで使用しているnovopanSTPⅡは、国土交通大臣認定を取得した9mm厚パーティクルボードの構造用耐力面材です。構造用面材に求められる「せん断剛性」が、合板に比べ2倍以、壁倍率が2.9倍(1P計算)と高い耐震性能を実現できるため、地震・台風に強い家を作ることができます。
フレーミングモノコック工法にさまざまな補強金物を組み合わせ、 高精度な継手仕口のプレカット木材を用いることによって、 建物はより強靭に、より高い耐震性と耐久性を実現。 地震など万が一の自然災害から家族を守ります。
プレカットされた仕口や継手を、補強金物を使ってより強固に接合。構造耐力が高まり、地震などの横揺れに強くなります。 この金物工法は現場での作業時間が短く、工期短縮にも繋がります。
継手・仕口とは、柱や梁、桁や土台など住宅の構造部分の接合部の総称です。部材の一部を独特の形状に削り出し、相互に組み合わせて接合します。角材を長手方向に結合する場合を「継手」、直角または斜めに結合する場合を「仕口」と言います。M-HOUSEの家づくりに使われる部材の継手・仕口は、CADによって設計したデータを用いて、専用機械で自動で加工されます。
ベタ基礎とは、面で建物を支える基礎工法のこと。建物が地面に接する部分全体に鉄筋コンクリートを敷くことで、建物の荷重を均一に受け止めます。面で家を支えることで荷重が全体に分散し、耐震性が高まります。さらに荷重が分散することで、建物の一部が傾く不同沈下が起こりにくく、地盤の弱い土地でも利用できるのが特徴です。
M-HOUSEの家のベタ基礎は、一般の基礎よりも太くどっしりとした直径13mm異形鉄筋を採用。鉄筋の『間隔』を表す配筋ピッチは、建築基準よりも細かい200mmを採用し、頑丈な基礎に仕上げています。
建物外周に遣方(基礎の高さ、建物の配置を正確に出すもの)を施した後に地盤を掘削します。
基礎をつくる部分に砕石を敷いた上で十分に転圧をかけ、湿気を床下に通さないようにするため、除湿シートを敷き込みます。
スラブ配筋、立ち上り部の配筋及び給排水設備配管を施行した後、スラブコンクリートを打設します。
建スラブコンクリート打設後、基礎立ち上り部の型枠を組み立て、立ち上り部のコンクリートを打設します。
適正な養生期間(コンクリートの強度が出るまでの期間)を置いて型枠を解体し、基礎工事は完成です。
家はとても重たいので、地盤が弱ければ傾いてしまうこともあります。M-HOUSEでは建物を建てる前に、その地盤がどの程度の建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力(地耐力)をもっているかを調べ、弱い地盤だと判明した場合には地盤改良を行います。また、地盤トラブルに対して修復費用を保証する「地盤保証」は建物の引渡し日より20年間・最大5,000万円まで保証対応いたします。
地盤とは建物の基礎となる土地のことを指します。一見頑丈そうに見えたとしても、実は柔らかい地盤だったりすることもあり、調べてみなければ地盤の強さはわかりません。建物がいくら丈夫でも、家の基礎となる地盤が弱ければ安全な住まいとは言えません。地盤は住まいの安全性を左右する重要な部分のため、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べます。
調査の結果、改良が必要な場合、一般的な3つの手法の中から最適なものを提案させていただきます。
「耐震」だけでいいのか?耐震とは、地震に「耐える」力のこと。 しかし、何度も揺れに耐えるうちに、実は、建物は損傷していきます。 「繰り返す揺れ」に対して効力を発揮するのは「制震」。 M-HOUSEは、本当に長く続く安心・安全を提供していくため、 2025年、全棟にMIRAIEを標準採用としました。
橋梁・ビルで採用されている制震技術を用い、 木造住宅用に開発されたシステム
地震国である日本において、地震に遭うリスクは避けて通れません。 だからこそ、地震対策の知識は非常に大切です。 MIRAIEは、今注目されている「繰り返す揺れ」に効果を発揮する制震技術です
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