自然に囲まれた理想の場所で、豊かな暮らしを叶える家づくりを。

I様邸/神奈川県藤沢市

「いつかは自然の中で暮らしたい」を叶える家

湘南の海の風を感じられる、I様ご夫婦のすてきなマイホーム。
都会で生活をされていたお二人がこだわりのマイホームを建てることになったのは、ちょうど2年前のことでした。

「当時、マンションで二人暮らしをしていたんですが、コロナの影響でお互い自宅でテレワークをするようになり、だんだん家の中が窮屈に感じるようになったんです」

最初は、住み慣れていた横浜近辺でマンションを探そうと考えていたお二人。
ただ、その時期はほとんど物件が動いておらず、「これだ!」と思える家がなかなか見つからなかったのだとか。
そこで相談したのが、横浜エリアに強いと耳にした、M-HOUSEの担当者でした。


当時の家づくりについて、懐かしく思い出します。
何度も何度も練り直した図面。大切に保管しています。
はじめは、希望するマンションのイメージについて話を聞いてもらっていましたが、年収や税金、マンションの管理費などの条件を細かく計算していく中、「同じ程度の支払いを考えるなら……」と担当者からこんな提案を受けたのだと言います。

「若い頃からサーフィンをやっていることを前もってお伝えしていたこともあって、『湘南に家を建てるという選択肢もあると思いますよ』と言ってもらったんです。元々、私たちの中でも『一度は自然の中で暮らしてみたい』という気持ちがあったので、『もし、そんなことが可能ならぜひ検討させてください』とすぐにお返事をさせていただきました」

お二人が考えた住まいのイメージは、陽当たりが良く、なるべく海に近いこと。
以来、未公開のものを含め、条件に合った物件を担当者から数多く紹介してもらいました。
また、気になった土地が見つかると、すぐに担当者がその現地に確認に向かい、写真を撮って送ってくれたと言います。
完成した物件は、まさに湘南にぴったりの開放的な雰囲気。お二人のこだわりが詰め込まれています。
「特に心強かったのは、担当者さんが注文住宅建築の経験とノウハウを持っていたこと。そのため、土地と建物両方の側面から物件のメリットとデメリットを判断してもらうことができました。『高低差があると建築費用がかさむ』『選ぶ宅地によってインフラを引き込む費用が余計にかかってしまう』など、居住費のトータルバランスを見ながら進めてもらえたので、安心して土地選びができました』

そして、1ヶ月ほど経った頃。
奇跡的にすべての条件が当てはまる物件が見つかりました。

「長い間駐車場として使われていたところが、ちょうど良いタイミングで売りに出されていたんです。早速現地に確認しに行くと、本当に望んだ通りの場所で。『これ以上の偶然はない!』という思いで、この土地に住むことを決めました」
開放的なアメリカンスタイルの外観。植栽や庭に置く石の一つひとつにもこだわっています。ブロックはご自身で白くペイントを行ったそう。

大切なのは、「叶えたいイメージをちゃんとすべて伝える」こと

家づくりを行うにあたり、担当者から特にお願いされたのは「コストを気にせずに叶えたいことはすべて相談してほしい」ということだったと旦那様は言います。

「まず、設計のディティールや使いたい素材のイメージから、担当者さんがベースプランを描き、家づくりにかかる総額を算出する、と。『そこで、もし金額が予算に合わなかったら、建築士やメーカーに交渉したり、再度新しい提案を行って、良いものを費用をかけずに手に入れるようにします』と言っていただいて。実際、鉄骨の階段は担当者さんがメーカーを見つけて交渉してくれたものですし、小屋裏収納のつくりや配置なども新たに提案していただきました。特にこだわった部屋の明るさに直結する窓の数や、肌に触れる機会が多いフローリング材についても、何度も相談に乗っていただきましたね」

また、化粧品会社のエステトレーナーとして働く奥様が自宅でテレワークをしやすいように、専用の施術台を配置したワークスペースや、美容に欠かせない2ボールの洗面スペースにも力を入れました。
ショールームで一目惚れして絶対に使いたい!と心に決めた優美なタイル。
動画の撮影なども行えるよう、明るく女性らしい雰囲気に。
本番と同じ施術が行えるよう整えられた、明るい日差しが差し込む奥様のワークスペース。
「セミナーを開いたり、セルフケアの動画を撮影したりすることも多いので、室内のイメージが華やかになるように意識しました。特にお気に入りなのは、洗面スペースのタイル。私はヨーロッパに研修に行くことがあるんですが、現地の建築物を見るたびにタイルを効果的に使用しているのがすてきだなと思っていて。とてもきれいにタイルを貼っていただいて本当に満足です」
古い足場材を仕入れ、ラフに仕上げてもらったスニーカー棚。
外でシャワーを浴び、ボードを収納したらそのままお風呂場へ。
一方、玄関の土間は、サーフボードをはじめとする旦那様の大好きなものを詰め込んだ空間に。
古い足場材を使用した棚には、ご自慢のスニーカーがずらりと並びます。
収納力の高い引き出しも備わっているため、エクステリア用アイテムの収納場所としてもぴったりです。

「また、海から帰ってきて、体が濡れたままでもお風呂に行けるように、濡れても大丈夫な床材を使用したり、導線を考えたりもしましたね。海で冷えた体をすぐにお風呂で温められますし、サーフィン後のメンテナンスが圧倒的に楽ですよ」と大満足のご様子です。
「日差しが強くて…」とご友人にこぼしたら「なんて贅沢な悩みなんだ」と言われたそう。奥にあるストーブは外国人のご友人からのプレゼント。
家具や照明一つひとつ、たくさんのエピソードが詰まっています。
場所ごとに選び抜いた、それぞれが個性的で存在感抜群な照明たち。

心も体も癒される毎日。この環境はなにものにも代えがたい。

理想の家が完成してからも、担当者が手厚くフォローをしてくれたのもうれしかったと、奥様。
「引っ越しなどの作業に追われていると、住宅ローン控除などの手続きのことをついつい忘れてしまいがちになります。でも、手続きの時期になったときに、担当者さんがリマインドの連絡を入れてくれた上に、『どこの税務署に何を持っていくのか』なども綿密に教えてくれたので、とても助かりました」
「『引き渡し後も、何か困ったことがあったらすぐに駆けつけます』ということは常々言っていただいていて。もちろん、そのようなトラブルは今まで何もないんですが、そのようなフォローの言葉をいただけるだけでも安心しますよね」と旦那様も続けます。
家が完成する前に注文した家具。置き場所も先に決めていました。
家の中と外のグリーンに毎日たっぷり水遣りするのも楽しいルーティーン。
理想の家に住み始めて、約1年半——。
お二人の暮らしに関する話題で印象的だったのは、「この自然の環境はなにものにも代えがたいものがあります」という言葉です。
「この場所に引っ越しをしてきてから妻もサーフィンを始め、二人でサーフィンに行くようになりました。
私に限っては、出勤前に自転車でサーフィンに行くこともあるんです。休日になると、朝一番に波の様子を見に行き1ラウンド海に入り、ご飯を食べに家に戻って、また夕方海に向かったり(笑)。本当に最高の環境ですよね」と笑顔を浮かべます。

奥様もこう言います。
「お友だちが家に遊びに来て、お食事をしたり、BBQをしたりすることが多いんですが、そのたびにみんな『なんか癒される』『居心地がいいからずっといたい』って言ってくれるんです。そう言ってもらうたびに、『ここに来て本当に良かったな』と実感していますね」
機能と使いやすさ、どちらも重視したこだわりのキッチン。
キッチンから見渡すリビングには、お気に入りがたくさん。
お気に入りのスケルトン階段は、担当者が探し出してきたものだそう。
この可愛らしさで、実は2022年に藤沢市から表彰されたご長寿犬!
天井が高く、ゆったりリラックスできる主寝室。
小さな空間に癒しのマリンカラーでアクセント。
最近はテレワークに加えて、出勤する日も多くなってきたというお二人。
駅に着いて電車を降りたときに、いつも「空気がおいしい」と感じるのだそう。
「家に帰ってくるだけで、ストレスが全部なくなるんです。それで、気持ちのモードが変わるというか」と旦那様。
仕事と趣味、そして暮らしの豊かさを兼ね備えたI様ご夫婦のマイホーム。
自然に囲まれたこだわりの家には今日もたくさんの仲間たちが集い、にぎやかな声を響かせています。
植物たちがよく馴染む、落ち着いたグリーンの玄関ドア。
玄関は花ブロックで華やかに。エリア定番の外シャワーはお湯が出る仕様。
まるで海外のような街並み。前面道路はほとんど近隣の住人しか通らないので、こんな開放的な暮らしが叶います。

Q&Aお客様に聞きました

家づくりの過程で特に気をつけた点はどんなことですか?
「家づくりは一生に一度だと思うので、妥協はしたくはない」という思いがありました。なので、家づくりを決めてからは、雑誌やYouTubeを通じて、とにかくリサーチを繰り返しました。その中で自分が実現したいことをブラッシュアップして、それぞれのメリットやデメリットを検討していくようにしましたね。
そうやって調べておかないと、「なぜ建築士の先生がそういう提案をしているのか」がわかりませんし、提案された選択肢の中からただ選ぶだけになってしまいますよね。
もちろん、それも1つの方法ではありますが、こだわりがある場合は、事前のリサーチは大事だと思いました。
新しく家づくりをしたい方にアドバイスをお願いします。
担当者さんとコミュニケーションが取りやすかったというのもありますが、やはり自分の理想を叶えるためには、遠慮しないでどんどん相談をしたほうがいいと思います。こだわりがあったり、何かちょっとモヤモヤする場合は、特にだと思います。
その中で、「予算との関係で実現が難しい」などということになったら、その時点で断念する。家づくりはあとから変更ができないので、後悔がないようにするためにも、まずは「想いを伝える」ことを大事にしていただければと思いますね。

TATERU+

DATA

  • 建築場所
    神奈川県藤沢市
    家族構成
    夫婦+ワンコ
  • 敷地面積
    -
    建物面積
    -

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