長い年月をかけてやっとたどり着いた、こだわりを詰め込んだ理想の注文住宅

W様邸/神奈川県横浜市

子どもの成長に合わせた新居への想いとM-HOUSEとの出会い

W様ご家族が新しい住まいを考え始めたのは、約4年前のことでした。以前のお住まいは3LDKの戸建ての注文住宅。お子様が3人いらっしゃり、成長に伴い「それぞれに部屋を作るためには最低でも4LDKが必要」と感じ、住まいの見直しを始めました。リフォームか新築にするか迷っていた矢先、ご主人の叔母様が戸建てから集合住宅への住み替えを考えていることを知り、「それなら土地を譲ってもらって、新しく家を建てよう」と相談することに決められました。
約1年間、さまざまなモデルルームやハウスメーカーを巡ったというW様ご夫婦。
M-HOUSEとの出会いから約2年で住まいが完成しました。
ご夫妻が家づくりに伴走するパートナー探しをする中、旦那様のご友人がM-HOUSEで家を建てたことを知ります。実際にその家を訪れ、間取りや意匠に魅力を感じた旦那様は、紹介を通じてM-HOUSEとの打ち合わせを開始します。そのスムーズな進行に信頼を寄せ、「ここで家を建てよう」と決断。「M-HOUSEさんが土地の売買や住み替えに伴う手続きをトータルサポートしていただいたのも心強かったです」と旦那様。こうして新たな住まいづくりが始まりました。
「1回目の家づくりと比べたら、打ち合わせ時間は何倍だろう…」と振り返る旦那様。「設計士の先生や営業担当のお二人との余談の中に新しい発見があり、話しているうちに『じゃあ、こうしようか』とアイデアが自然と浮かんできました」と続けます。お客様の理想の家づくりに真剣に向き合う時間は、M-HOUSEの担当者にとっても大切なひととき。納得のいく設計が完成するまでたっぷり時間をかけました。

家族6人(ペットのムギちゃんも)が寛ぐ光溢れるリビング・ダイニング

W様邸の最大の魅力は、なんといってもグラフテクトのキッチンから続く、温かみを感じるリビング・ダイニング。
吹き抜けの開放感も加わり、気持ちの良い空間が広がります。
リビングの大黒柱にあしらったタイルは、タイル工事に携わる旦那様が選びました。
まず、奥様のこだわりが反映されたキッチンを見ていきましょう。以前のお住まいではカウンター式のキッチンを使用していましたが、ついつい物を置いてしまい、常にスペースが埋まってしまっていたそう。「5人分の配膳が本当に大変で、まるで食堂のおばさん状態でした(笑)」と冗談交じりに振り返ります。そこで新しい家では「横並びで配膳しやすいキッチンにしたい」という強い希望がありました。

キッチンは物凄く重要!とお打ち合わせ時から楽しそうにお話しをされていた奥様の目に留まったのがオーダーキッチンブランド「グラフテクト」。横浜市では有名な「キッチンハウス」という専門店で巡り合いました。まるで家具のようなデザインで、テーブルも同素材で統一できる点が魅力だったと言います。
実際に使い始めてからも、「調理したものをすぐに置けるし、家族も自分で配膳や片付けをしやすくなり、家事の負担が減りました」と大満足のご様子。お引渡し後に伺うと、キッチンについて幸せそうに「使い勝手がよく、気持ちよくお料理ができています」とお声をいただきました。
「見栄えのあるキッチンで、リビングから全体が見えてしまうので片付けようという気持ちになります(笑)」と奥様。
食器洗い機は海外製品の扉がフルオープンとなる「ボッシュ」の45cm幅を選択。5人分の食器も楽々洗えます。
家族のアイドル、ムギちゃんも取材に参加してくれました!
そして、リビングの吹き抜けとシースルー階段はご夫婦共通のご希望。「開放感があってデザインもかっこいいので、吹き抜け階段は最初からやりたかったことのひとつです」と声をそろえます。この階段を空間のひとつのポイントに据えて、一階を徐々に彩っていく、そんなお打ち合わせが繰り返されました。
また、リビング階段にした理由は「これから子どもたちが成長していくにつれて、ますます顔を合わせる時間が減るかもしれない。だからこそリビングを通る動線にすることで、自然と家族が集まる環境を作りたかったんです」と奥様。
さらに、吹き抜けを取り入れたことで、家全体に自然光が届く明るい空間に。「陽の光が奥まで届くので、昼間は電気をつけなくても十分明るいんです。晴れた日には青空が見えて、夜になると月も眺められるんですよ」
「家族のつながりを大切にしたい」といご夫妻の想いが、光あふれる住まいの形として実現しました。
写真右側には白い扉が2つ。ここに家事動線の秘密が隠されています。
反対側の玄関からはこのように白い扉が2つ見えます。中はどうなっているのでしょう?
ひとつは大容量のパントリー。奥様の好きなピンクの壁紙もかわいらしいです。
もう一方は手洗室。脱衣室と分けてここに手洗室を設けました。
水回りの設計も大きな変更点でした。「前の家では、脱衣・洗面スペースが混雑してしまうことが多かったんです。そこで今回は、それぞれを独立させてストレスなく使えるようにしました。実際に住んでみて、洗面室とサニタリー・脱衣室を分けたのは本当によかったです。それと『ガス衣類乾燥機 乾太くん』がもう手放せません(笑)。ご家族が多いおうちにはおすすめです。また、パントリーや収納は多いかなと思っていても埋まるので、ゆとりを持たせて作っておくといいと思います!」
2人並べる大きな洗面台を設置。ティファニーブルーのタイルがおしゃれです。
サニタリー・脱衣室には奥様の味方「ガス衣類乾燥機 乾太くん」が大活躍しています。
収納も重要なポイントで、1階と2階に広めのウォークインクローゼットを設置し、足りなかった収納スペースを補いました。
シューズクロークには家族それぞれに専用ロッカーのような収納を設けました。
靴や荷物が整理しやすく、すっきりとした玄関を保てるようになったそうです。

2度目の家づくりだからこそ叶った家事動線と収納

2度目の家づくりだからこそ、「前回の住まいで感じた不便さを徹底的に見直し、より暮らしやすい間取りにしたい」という強い想いを持って設計打ち合わせに臨んだご夫妻。
旦那様がインスタグラムで見つけた回遊動線のアイデアを取り入れ、「こんな動線があったら便利だなと思い、設計士さんに相談したら『いいですね』とすぐに採用してくださいました。さらに工夫を加えて、より使いやすい形にしてくれたんです」と振り返ります。
吹き抜け階段にはアイアンの手摺りを取り入れつつ、コスト面も考慮し一部異なる素材を採用。
4枚のスリットガラスが並ぶデザインは、外から見ても抜群のバランスです。

旦那様こだわりのタイル使いとお子様の希望を反映したディテール

旦那様はタイル工事の営業をされており、ご自身の経験から今回のお住まいではふんだんにタイルを使って高級感を出したいとのことで要所にはタイルを活用しています。中でも特徴的なのが、外壁には石のような質感の大きめのグレーのタイルを選び、全面タイル張りにしたこと。これにより、見た目の重厚感だけではなく、耐震性や防水性まで向上しました。また、軒をできるだけ長く出し、軒天を木目調に仕上げることで、デザイン性も一層引き立てます。
「M-HOUSEさん関連の方々には非常に良くしていただきました。外壁を全面タイルにしたことで少し負担をかけてしまったかもしれませんが、その分、納得のいく仕上がりになりました」と旦那様は語ります。
大きめのグレーのタイルが高級感を演出します。軒天の木目調ともマッチ。
さらに目を引くのが、外のアプローチから玄関廊下まで統一したタイルです。廊下に敷かれたざらっとした石のような質感のタイルは新鮮な印象を与え、旦那様ならではのセンスが光ります。
階段アプローチの床材が中までつながっていきます。
玄関を入るとスタイリッシュな空間に。よく見ると巾木やリビング扉の枠も黒で統一。
内装にも旦那様のこだわりが随所に見られます。モノトーンをテーマにしつつ、木の温もりを加えたインテリアやキッチンの白いタイルなど、全体に統一感を持たせました。
M-HOUSEの担当者にとっても「業界の先輩である旦那様にはタイルの施工事例をいろいろと教えていただきました」と、学びの多い現場となりました。担当者はこうして得た知識や経験とともに、お客様の家づくりに寄り添っていきます。
インテリアのYoutubeを参考にしたという木目の天井がおしゃれです。
キッチンには白いタイルを採用。施工はなんと旦那様ご本人が担当されました。
新しい家づくりでは、お子様それぞれのご希望も存分に反映。現在、高校3年生・中学3年生・小学6年生のお子様たちが、それぞれの好みを生かした部屋を持つことができました。
「各自の部屋は好きなようにさせたので、2階に上がると扉の色が全員違うんです(笑)。床の色も壁紙もそれぞれ好きなものを選んで決めてもらいました」
これにより、より愛着の湧く空間が生まれ、「自分の家にいる感じがしない」と新鮮な声をあげているそう。
2階に上がるとちょっとしたスペース。今後の活用法も気になります。
この先は小屋裏収納。右手と左手、2つのスペースに分かれた広々空間です。
2階ウォークインクローゼット。引っ越して早々のタイミングで取材させていただきました。
トイレは「ちょっとチャレンジしたかった」と思い切った柄の壁紙に。この遊び心がW様ご夫妻らしいです。
住み始めて約2か月。ご家族のご様子を聞いてみると、「以前よりもリビングにみんなで集まる時間が増えました。前の家は家族全員が集まると圧迫感がありましたが、今は広々としていて窮屈さを感じません」と、嬉しい声が聞かれました。
それぞれの希望を詰め込みつつ、家族の時間も大切にできる。そんな理想の住まいが実現しました。

Q&Aお客様に聞きました

家づくりの過程で印象に残っていることは何ですか?
設計士の先生との打ち合わせが毎回楽しかったです。通常より長く設計に時間をかけていただいたと思うのですが、何度変更をお願いしても嫌な顔ひとつせず、10cm単位で間取りを調整してくださいました。納得のいく形までとことん付き合っていただき、本当にいい先生を紹介してもらえたと思っています。
M-HOUSEで家づくりをして良かったと感じる点は?
設計士の先生や営業担当のお二人と、余談の時間が多く取れたことです。その余談の中で新しい発見があり、話しているうちに「じゃあ、こうしようか」とアイデアが自然と浮かんできました。そのような時間をたっぷり取ってもらえたことで、より良い家づくりができたと感じています。

TATERU+

DATA

  • 建築場所
    神奈川県横浜市
    家族構成
    夫婦+お子様3名
  • 敷地面積
    125.55㎡(約37.97坪)
    建物面積
    72.05㎡(約21.79坪)
  • 1階床面積
    72.86㎡(約22.04坪)
    2階床面積
    62.85㎡(約19.01坪)

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