住み慣れた土地で希望を詰め込んだ2度目の家づくり

N様邸/神奈川県横浜市

2年越しに見つけた土地の縁でM-HOUSEとの家づくりがスタート

N様ご家族は旦那様と奥様、大学生の娘さん、高校生の息子さんの4人住まい。それまで、14年ほど戸建てのマイホーム暮らしをされていました。

「自分の年齢のこともありますし、住宅の価格も上がっている。それに今後の社会情勢を考えると今がタイミングかなと思いました」と、旦那様は2度目のマイホーム購入を決意されたそうです。

「前の家は山の上にあって、車で細い道を上って、さらに階段を上らないとならないけっこう大変な場所だったんです。なので今回は前面道路が広い土地を探していました」と奥様が振り返ります。
家づくりを通してすっかり仲を深めたご夫婦と担当者。
当時の資料や図面を広げて家づくりの過程を思い出していきます。
ご夫婦は住み慣れた同エリアで2年ほど土地探しをするなかで、2023年の夏前にようやく条件に合う土地を見つけました。

そこはM-HOUSEが地元のネットワークを使って仕入れることができた土地。建築条件付きの自社保有の土地としてM-HOUSEが売り出そうという前に、その土地を紹介してくれた業者から「購入したいという方がいる」というN様の情報を得て、未公開のうちにスムーズに契約を結ぶことができました。

一見デメリットに感じる部分をメリットに変える設計

N様ご家族の以前のお住まいは一般的な建売り住宅。2度目のマイホームは必ず注文住宅にしようと決めていたそうです。経験を踏まえて、2度目だからこそ実現できる完璧な家づくりを目指しました。しかも旦那様は建築関係の会社を経営されているだけあって知識も豊富。細部までこだわり抜いたN様邸の家づくりを見ていきましょう。

まず、最初にご夫婦が設計士に伝えた希望は「広いリビングにしたい」というものでした。ですが、リビングを設計するにあたって一つ問題が…。一般的に日本では南向きリビングが好まれますが、N様邸の南側には住宅が建つことがわかっていました。

そこで、設計士は見晴らしのよい北向きリビングを提案。さらに、北側のガラス戸を開けると広いデッキへとつながるように設計し、リビングが拡張したかのように開放感あふれる空間にしたのです。
リビングの北側にある大きな開口部。柔らかい陽射しが入ります。
リビングの窓を開けると、圧倒的な開放感!まさにプライベートバルコニーといった趣です。
「住むまでは陽当たりが心配だったんですが、設計士の先生がいい位置に大きな窓を配置してくださったおかげで陽当たりはまったくに気なりません。デッキのおかげでリビングがさらに広く感じられるのも嬉しいです」と笑顔を見せる奥様。

一般的にデメリットと言われるようなことも、設計の工夫次第でむしろ大きなメリットに変えることができたのです。
小上がり和室はくつろぎスペースとしても来客用にも活用できます。
和室の奥にはゲスト用の布団などをたっぷりしまえる収納があります。
インテリアはご夫婦共通の好みに合わせてモノトーンを基調としたスタイリッシュな印象に。
「インスタで見つけた素敵なインテリアを担当者さんにたくさん共有していたおかげで希望を全部叶えてもらいました」と、設計の際は奥様が集めた資料が大活躍。
ご夫婦そろってどういう家にしたいか明確なビジョンがあったため、M-HOUSEも具体的な提案をテンポよくできました。

なかでもご夫婦が最も時間をかけたのがクロス選び。実に26種類ものクロスを使用したとか!
「かなりの数のショールームを回って、クロスや外壁など細かい部分を一つひとつ選びました」と懐かしむ旦那様に続けて、「夫婦生活で一番意見が食い違ったかもしれません(笑)」と奥様も笑顔。今となっては素敵な思い出です。
クロス見本の裏に、どの壁に使用したか担当者のメモが書いてあります。
床はモルタルの風合いを表現した『コンカーボ』というフローリング材を使用。
テレビの壁には『ストーンスタイル』を使用。極薄に形成した天然石からできているシートで、本物の素材感と扱いやすさが魅力です。
「リビングのアクセントとなるような壁にしたかったんですが、タイルだと高額で…。もうちょっと手軽になにかできないかなと探していたときにたまたまこのシートを見つけました」と奥様が教えてくださいました。

キッチンは奥様希望のペニンシュラキッチンを採用。キッチン・ダイニングを横並びに配置することでコンパクトにまとめ、動線もスムーズにしています。
本物の石を薄く削った『ストーンスタイル』を使用した壁面。
階段部分の壁も一面に別の柄の『ストーンスタイル』を使用。
姉妹のように仲良しなお二人。一緒に料理を愉しむ姿が目に浮かびます。
抜群の収納力と黒でまとめた家電で生活感を出さないキッチンに
キッチン・ダイニングをコンパクトにまとめた分、リビングを広々と。
これからデッキでのアクティビティを楽しむためにベーベキューセットをそろえたそう。

統一感を持たせたスタイリッシュなインテリア

N様邸の見どころはリビングだけではありません。
玄関を入ると、旦那様がインテリアショップで見つけたというインパクト抜群のアートが出迎えてくれます。そして、広々とした土間の先には吹き抜け階段。ストーンスタイルを使った大理石風の壁にスリット窓、スケルトン階段によって印象的な空間が広がります。

「横に広がる土間は担当者のアイデア。玄関の空間は特に気に入っています」と満足そうな旦那様。

外玄関から続くタイル、シューズインクローゼットの黒い鏡面扉、モルタル風のフローリング、リビングへと続くガラス戸…さまざまな素材を使いながらも統一感を持たせたインテリアは流石のセンスです!
圧倒的な吹き抜け階段。間接照明によって壁の立体感がより際立ちます。
階段下部分にたっぷりスペース。黒い鏡面扉の先はシューズインクローゼット。
シューズインクローゼットの中は靴好きのご家族の靴を余裕で収納できます。
玄関近くの洗面スペース。波紋のように光が広がる照明は奥様のお気に入り。
2階の廊下に取り付けた昇降式の室内物干し。天気の悪い日は大活躍します。
ホテルのような洗面スペースと、肩湯を浴びられるハイスペックタイプの浴槽。
落ち着いた雰囲気のご夫婦の寝室。こちらのお部屋も壁紙にこだわりました。
娘さんのお部屋はフローリングも壁紙も白をベースにかわいらしく。
外壁は旭化成建材のヘーベルパワーボードとウッド調の外壁材を組み合わせることで重厚感を演出。また、「車を2〜3台停められる駐車スペースがほしい」という旦那様の希望も叶いました。
細かな意匠までこだわり抜いた、一際目を惹く外観。夜は温かみのある照明がアプローチ階段を照らします。
エントランスと階段には、ホールと同じタイルをふんだんに使用。
夜は足元をライトアップ。昼間とは違う表情を楽しむことができます。
N様邸はお子様が大きくなっていることもあり、ガラス扉やスケルトン階段など、小さなお子様がいるとなかなか手を出しづらいデザインをふんだんに盛り込んだ、ご夫婦のセンスが光る家づくりが印象的でした。

「やり切った」と声をそろえるご夫婦。家族そろって新たな家での思い出作りが楽しみです。

また、N様邸はM-HOUSEが一級建築士事務所になり、自社施工によって初めて手がけた記念すべき一件。M-HOUSEにとっても思い出深い家づくりになりました。
N様ご家族と担当者。プライベートな話でも盛り上がる和気藹々とした取材でした。

Q&Aお客様に聞きました

M-HOUSEでの家づくりはいかがでしたか?
こちらから希望を伝えるといろいろ考えて返してくださって、一緒につくっている感じがすごく楽しかったです。数えきれないほど打ち合わせをし、親身になっていただきました。住み始めて間もないですが大満足しています。
家づくりの過程で印象に残っていることは何ですか?
打ち合わせを経て、実際に家が建っていく様子にわくわくしました。住んでいた家が近かったこともあり、しょっちゅう現場に通っていました。自分が建築の仕事をしているので、現場打ち合わせが多かったのも思い出です。現場監督さんや職人さんたちとなんでも話せたのでスムーズにいきました。

TATERU+

DATA

  • 建築場所
    神奈川県横浜市
    家族構成
    夫婦+お子様2名
  • 敷地面積
    157.64㎡(約47.68坪)
    建物面積
    127.16㎡(約38.46坪)
  • 1階床面積
    65.47㎡(約19.80坪)
    2階床面積
    61.69㎡(約18.66坪)

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